『アンジュール』感想  

(作:ガブリエル・バンサン、BL出版、1986年)捨てられた犬。行くあてもない。ただ、歩いてゆく。車同士が衝突して大参事である。遠くからその様子を眺める。時間だけが過ぎていく。茫然と立っている犬の後ろ姿から、犬の表情や心境さえも読み取れる。人々の生活エリアに向かい、食べ物を探す。あっちへ行けと追い払われる。時間が過ぎていく。それでも歩く。そんな時、一人の少年と出会う。…本書は文字が無い。鉛筆で殴り書きしたかのようなデッサンでありながら強烈な印象を与える。読者はそこに広大な草原や美しい海岸をイメージできる。断片的な絵本は、読者の頭の中で美しい映画に変わる。
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Posted on 2016/01/07 Thu. 22:30 [edit]

category:   1) 出会い 友達の予感

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