『こやたちのひとりごと』感想  

(作:谷川俊太郎、写真:中里和人、ビリケン出版、2007年)私たちが普段、目を向けることのない小屋に、作者は優しい眼差しを向ける。小屋たちは語る。どこかへ行きたいと思わない。空に挨拶をする。そんなのんびりした文章が続く。大工が建てたわけではなく、普通の人が建てた。だから「すき」 小屋を建てた人の人柄も伝わる。みんなとても個性的で、かわいい。自然に囲まれ、隙間だらけ。中は空っぽ。人間界と自然界の中間。風雨に曝され、いまにも壊れそうだ。それでも確かにそこに「いる」。こうやって眺めていると不思議とあたたかい気分になる。まるで「そんなに無理しなさんな」と囁いているようだ。
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Posted on 2015/12/30 Wed. 22:24 [edit]

category:   4) 人間存在の位置

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