『あらしのよるに』感想  

(作:きむらゆういち、絵:あべ弘士、講談社、1994年)嵐の夜。山羊は壊れかけた山小屋に潜り込む。鋭い牙をもつ狼もまた山小屋に潜り込む。お互いの姿を見ることなく、相手が誰だか知らないまま会話が進む。両者とも気が弱く、いい友達になれそうだという。嵐が過ぎ去り、山羊と狼はお互いを確認し合うことなく、今度また会う約束をして離れる。…本書は、ドキドキハラハラという要素だけでなく、山羊と狼が心を通わせる過程を描く。読者も作者も、続きが気になるところだが、続編を作るのではなく、この先は読者に委ねる方がいいと思う。あるいは最後に狼が山羊を食べてしまう方が、理にかなっている。
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Posted on 2015/12/23 Wed. 22:22 [edit]

category:   1) 出会い 友達の予感

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