『アントニーなんかやっつけちゃう』感想  

(作:ジュディス・ヴィオースト、絵:アーノルド・ローベル、訳:渡辺茂男、文化出版局、1995年)兄アントニーは自分勝手で、弟の面倒を見てくれない。兄には敵わない。弟は「6才になったらアントニーをやっつけよう」と密かに願う。自分が6才になれば、体力でも知力でも兄を追い抜くだろう。逆立ちが出来たり、鉛筆を削れたり、友達が増えたり、歯が生え変わったりする。妄想の中では兄は劣っていてみじめ。それを思い、弟は大笑いする。そういう気持ちに浸ってみたいというのが弟の素直な心境だ。日々の劣等感を持ちながら、リベンジの機会をうかがう。ある種の戦いだ。結果的に弟は強くなる。兄弟愛を感じるのは、それよりもずっと後である。
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Posted on 2015/12/22 Tue. 21:42 [edit]

category:   5) 兄弟姉妹の葛藤

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