『聖なる夜に』感想  

(作・絵:ピーター・コリントン、BL出版、2000年)文字のない絵本。読者が語りをつけてもよい。雪の降る寒い日、貧しい老婆。アコーディオンを奏でて生きてきたが、ついに食べるものが無くなり、アコーディオンを売ってしまう。手にした金は、ひったくりに奪われてしまう。まさにどん底。ひったくりはそのまま教会を襲う。老婆は荒らされた教会に入り元通りに戻す。その夜、教会の木像たちが動きだし、老婆を助けようとする。老婆や弱者に冷たい社会の中で、全ての希望が失われた世界において、唯一の救いが信仰である。木像たちのお礼というよりは、老婆を助けることが出来なかったせめてもの償い。
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Posted on 2015/12/16 Wed. 22:29 [edit]

category:   4) 祈りを捧げる

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