『つみきのいえ』感想  

(文:平田研也、絵:加藤久仁生、白泉社、2008年)老人が一人で家に住む。海面は上昇し、水面下には過去の家(記憶)が蓄積されている。まるで積木のようだ。潜ってみると、過去を思い出す。本書は温暖化の話ではない。過去の人生を土台にして現在があるということ、ふだんは過去を忘れているということ、常に波の向こうから新しい出会いがあるということ、にもかかわらず過去が幸せであればあるほどそこから離れられないということ、等を示している。本書は、人生を象徴している絵本だ。なお最後のシーンで、老人はたんぽぽを発見して喜ぶ。大地はなくとも、ここから新しい命がスタートできるのだ。
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Posted on 2015/12/15 Tue. 21:45 [edit]

category:   1) 人生を振り返る

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