『わたしのワンピース』感想  

(作:西巻茅子、こぐま社、1969年)真っ白のワンピース。お花畑に行けば花模様、雨が降れば水玉模様、小鳥が集まれば小鳥の模様、虹に向かって飛べば虹模様。「わたしににあうかしら」と投げかける。美しい風景を切り取り、それに手を加えて身に纏う。全てお似合いだ。まさしくこれを「おしゃれ」と呼ぶ。このような能力に欠ける者が、それでもなお目立とうとしてブランド物や茶髪やアクセサリーで誤魔化そうとする。本書でうさぎは、服装を変えるとともに、気分や性格をも変えていくようだ。アイデンティティの欠落ではなく、逆に広い心をもった豊かなアイデンティティに見えてくる。
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Posted on 2015/12/14 Mon. 21:56 [edit]

category:   2) 最も私らしい私

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