『竜のはなし』感想  

(作:宮沢賢治、絵:戸田こうしろう、戸田デザイン研究室、1983年)猛毒を持つ、恐ろしい竜がいた。ある時、竜は「これからは悪いことをしない」と誓う。圧倒的な力を持っているのにそれを使わないのは難しい。それは理性の力だ。竜が眠っている間に、猟師たちが竜の皮を剥いでしまう。竜はそれに気づきつつも眠ったふりをする。赤い肉がいたいたしい。さらに虫たちに身体を食べられ死んでしまう。世の中全体の利益を考えれば、自分は生きるべきではない、竜は自分の存在価値を自分で否定しているのだ。ここまで行けば、逆に竜が可哀そうだ。もっと良い方法はなかったのか。普通の人間は、こんな自己犠牲は出来ない。
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Posted on 2015/12/13 Sun. 21:06 [edit]

category:   4) 幸福とは

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