『悪い本』感想  

(作:宮部みゆき、絵:吉田尚令、編:東雅夫、岩崎書店、2011年)本書は読者に語りかける。これは悪い本だと。読者はいつか悪いことをしたくなる。誰かを嫌いになり、誰かがいなくなればいいと願うであろう… 一般的に、子どもは正しいことを求められる。他者を好きになり、優しくするよう求められる。しかし人は、それほどまっすぐではない。結果的に嫌悪感を持ち、誰かを傷付けることもある。本書は、読者が必ず悪い方へ導かれるよと予言する。とても不気味だ、語りかけるのが「ぬいぐるみ」であるのは、おそらく彼らが欲望に満ちた本当の人間の姿を知っているからであろう。最も恐ろしいのは人間の本性なのだ。
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Posted on 2015/12/13 Sun. 21:00 [edit]

category:   3) 正しさと悪さ

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