『おおきな木』感想  

(作・絵:シェル・シルヴァスタイン、訳:村上春樹、あすなろ書房、2010年)りんごの木は男の子と仲良し。男は成長し、金が欲しくなりりんごをもらう。家が欲しくなり枝をもらう。年老いた彼は船が欲しくなり、幹をもらう。よぼよぼになったその男は切り株に腰かける。木は「うれしかった」と言っているが、真意か?傲慢で自己利益ばかりを追求する人間と、それでもなおその人間を優しく包み込もうとする大自然とが対比される。両者のコミュニケーションを不完全ととるか、この程度でも十分だととるかは読者によって分かれる。行き過ぎた自己犠牲は嫌いだ。しかし自己を犠牲にしてまで大切にしたいものが存在するのは幸福だ。
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Posted on 2015/12/12 Sat. 21:44 [edit]

category:   2) 生き方を間違えてみる

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