『ぐりとぐら』感想  

(作:中川李枝子、絵:大村百合子、福音館書店、1967年)ぐりとぐらは個性を持つ。二人は協力しながら食べ物を探す。巨大な卵を見つける。料理をして食べたいのだが。運べなければどうする?鍋が重ければどうする?卵が割れなければどうする?トラブル続きだ。カステラが出来、他の動物たちみんなで分けて食べる。本書は一見すると狩猟と採集の原始的な営みを描いているように見える。しかしそこには、複雑な社会的文化的な意味が含まれる。人間は自然の恵みを受け取る一方で、社会や文化を作るのだ。ぐりとぐらは「かわいい」だけではない。私たちは、生産的で社会的で文化的なその姿に惚れてしまうのだ。
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Posted on 2015/12/05 Sat. 22:00 [edit]

category:   4) 共同体の形成

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