『八郎』感想  

(作:斎藤隆介、画:滝平二郎、福音館書店、1967年)力強くて心優しい男「八郎」がいた。さらに力をつけ山のような巨人となる。海が荒れ田畑は塩害を被る。八郎は山を持ってきて海に投げ込む。海は怒り、波をぶつけてくる。八郎はそれに勇敢に立ち向かう。自らが巨人となったのは村を救うためだったと八郎は悟る。すなわち死の覚悟だ。圧倒的な力は、外の圧倒的な力に対抗しなければ存在意義を失う。八郎は悲しみを背負っている。本書は、ヒーローを求める村人の心境を示している。津波を想起させるため複雑な心境になる。子どもや小鳥は、八郎のスケールの大きさを強調している。方言の響きが美しい。
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Posted on 2015/11/28 Sat. 22:24 [edit]

category:   3) 勇敢に生きる

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