『みんなが おしえてくれました』感想  

(作・絵:五味太郎、絵本館、1983年。)歩き方は猫が、飛び越え方は犬が、登り方は猿が教えてくれた。本書は奥が深い。馬は走る技術を教えたのではなく、カッコ良さを教えている。鶏は散歩の技術を教えたのではなく、気持ちよく散歩をする生き方を教えている。私たちは技術よりも美徳を学ぶのだ。また蝶々が花の香りや味を教えるというよりは、子どもが蝶々から学ぶ。梟からは夜を学ぶ。学習者の側が「教えてもらった」と感じるのである。細かいことは学校の先生が教えてくれる。本書は、痛烈な大人批判の書でもある。最後の「立派な人」というのは、おそらく皮肉を込めて言っているのだ。
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Posted on 2015/11/24 Tue. 21:28 [edit]

category:   1) 学びとは何か

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