『こんとあき』感想  

(作:林明子、福音館書店、1989年)ぬいぐるみのこんは、あきが生まれた時からあきを支えてきた。いわば人生の先輩だ。今回の旅でも、こんの明るさと力強さが、心細いあきを引っ張っていく。大丈夫という言葉には不思議と説得力がある。身体はあきの方がどっしりしている。こんはふわふわしていて、動作も遅く、破けたり、ちぎれたりする。もう数カ月たてばあきはこんを必要としなくなるだろう。変わらぬ時間を生きるこんと、急速に成長しつつあるあきとの貴重な時間。前半での列車の中と後半の広大な砂丘とが対照的である。美しい風景は、人間の成長や出会いのBGMとしてこそ輝く。
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Posted on 2011/12/01 Thu. 21:28 [edit]

category:   2) 子どもの冒険

thread: 絵本 - janre: 本・雑誌

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