『花さき山』感想  

(作:斎藤隆介、絵:滝平二郎、岩崎書店、1969年)10歳のあやが自分よりも妹のことを優先する。にもかかわらず周囲の大人たちは誰も気づかない。声をかけない。子どもの気持ちに寄り添うこともない。みんな生活のことでいっぱいだ。本書は基本的には「いい話」ではなく「悲しい話」だ。村人の日常生活から離れた存在であるやまんばは、子どもの心が分かる。だからあやを見ると、お前がいいことをするたびに、ここにきれいな花がさくのだと声をかける。すまないねという心境も含まれる。みんなのために頑張るという美しい姿と花や山河の美しい自然が連動している。悲しい話を美しい自然が包み込む。
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Posted on 2014/11/15 Sat. 23:05 [edit]

category:   4) 幸福とは

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