『チリンのすず』感想  

(作・絵:やなせ たかし、フレーベル館、1978年)狼に母親を殺された子羊が、復讐のために狼の弟子になる。か弱い羊は狼に育てられ、いつしか強くなる。目つきがすごい。その一方、子羊は狼の強さと優しさに気付き、迷いが生じる。母への気持ちを貫くか、狼への感謝の念を大切にするか。復讐してもしなくても、後味は悪い。最初は、嘘をついて狼に従っていたが、いつしかそこに気持ちが入ってしまう。そういう体験は貴重だ。最初の気持ちを貫くだけが人生ではない。葛藤や迷いを生きると人は奥深さや思いやりを得る。スッキリしないからこそ豊かなのだ。人生の不条理は、子どもに伝えておいてよい。
15(03)01.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2013/11/01 Fri. 06:09 [edit]

category:   3) 人生の不条理

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kazeandsoraand.blog.fc2.com/tb.php/204-f558d822
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top