『ももたろう』感想  

(作:松居直、絵:赤羽末吉、福音館書店、1965年)鬼とは、強くて乱暴で、私達を簡単に殺してしまう存在。すなわち私達の恐怖心そのものである。鬼は鬼であって人間ではないので、共感は不要。ももたろうは鬼が略奪を続けるから退治に行く。彼は出自に謎がある。彼自身も普通の人間として生活すべきではないと自覚していたのだろう。彼はパワーはあるが知恵に欠ける。それを補うのが三匹の動物だ。人間は怖くて誰も協力できない。彼らは吉備団子によって同盟関係となる。最終的には、正義が暴力に勝つことが示される。まさにヒーロー物語の原点だ。なお、ぼんやりした画風は昔話をよく表現している。
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Posted on 2012/12/15 Sat. 23:56 [edit]

category:   1) 脅威と戦う

thread: 絵本 - janre: 本・雑誌

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