『まねっこでいいから』感想  

(作:内田麟太郎、絵:味戸ケイコ、瑞雲舎、2009年)だっこを知らずに育った女性は、母親になってもだっこをしない。本当にその意義が分からない。ある日、娘が真似でいいからだっこをして、という。推察するに娘がだっこをしてと言った際、母は何度かイヤだと言ったのだ。だから気をつかい、まねっこならいいでしょと言っている。なんとけなげなのだろう。なぜ犬たちもだっこをするのか。たんに真似てみたいと思ったのか。おそらくは、女の子の熱い思いが伝わったのだ。女の子の言葉をきいてだっこしたくなった。美しい光景だ。母親は、子の幸せな表情を見て何かに気付く。虐待の鎖を断ち切る瞬間だ。
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Posted on 2018/09/16 Sun. 22:50 [edit]

category:   3) 母親の迷い

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