『きみはしっている』感想  

(作・絵:五味太郎、岩崎書店、1979年)ハゲワシ君が岩の下に肉を隠す。戻ってくるとそこには無い。誰が奪ったのだろうか。かくして犯人探しが始まる。ジャングル中の動物が対象だ。推察できる範囲に絞って、状況を調べる。容疑をかけられた側も迷惑である。不思議なことにこの絵本は、読者もまた重要な登場人物になっていく。絵本と読者との間の会話が成立している。全ての認識を再検討すること、全ての現象をしっかり見つめることが必要だ。自分の記憶は正しいとは限らない。最終的には自分で自分を疑う力が必要である。きっと真実は隠されている。冤罪の場合は、ちゃんと謝っておこう。
12(03)09.jpg
スポンサーサイト



Posted on 2016/07/25 Mon. 22:22 [edit]

category:   3) 認識を覆す

tb: 0   cm: 0

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top