『ノアの箱舟』感想  

(作・絵:アーサー・ガイサート、訳:小塩節・小塩トシ子、こぐま社、1989年)神はノアたちに箱舟を作るように言う。あらゆる動物たちが集結する。雨が降り、ついには洪水となる。ノアの家族たちは懸命に働く。動物たちに水と食べ物を与え、船内を清潔にする。動物たちは狭い船内で仲良く暮らす。大地が戻り、動物たちは大地に帰って行く。本書は創世記をリアルに表現する。ここには、自然と闘い、人間が知恵と連帯で世界秩序を作るという西洋的世界観がある。世界が破滅するという前提の人間観。そういう神話で納得するのが西洋人だ。なお本書は、黒い線だけで壮大なスケールを描いていて素晴らしい。質感や空気感まで伝わる。
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Posted on 2015/12/30 Wed. 22:25 [edit]

category:   4) 人間存在の位置

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