『はなをくんくん』感想  

(文:ルース・クラウス、絵:マーク・シーモント、訳:木島始、福音館書店、1967年)雪が深い静かな森の中。冬眠中の動物たちが目をさます。何かの匂いに引き寄せられる。くま、りす、のねずみたち。モノクロの世界の中で黄色い小さな花が咲いたのだ。コントラストが美しい。まもなく冷たく暗い冬が終わる。それを想って歓喜に湧く。私達は真冬でも暖房で春のような生活をしている。凍え死ぬことも食糧が尽きることもない。そのくせ桜が満開になれば酒を飲んで騒ぐ。私達は、もはや季節を感じていないのかもしれない。本書は感動や喜びの本当の姿を描いている。私達の現代社会は、煌びやかなものが溢れているがゆえに、感動が薄い。


-- 続きを読む --
スポンサーサイト



Posted on 2013/03/27 Wed. 19:32 [edit]

category:   1) 季節の変化

thread: 絵本 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

お客様

検索フォーム

リンク


▲Page top