『ちいさな くれよん』感想  

(作:篠塚かをり、絵:安井淡、金の星社、1979年)本書では、黄色のクレヨンが最後まで黄色のクレヨンであろうとする。ゴミ箱から抜け出して靴や玩具を黄色に塗る。まっすぐな気持ちで奉仕し、悲しみは見せずに死んでいく。そんな姿を見て「美しい死に方だ」と感激してよいのだろうか?この姿をモデルとして子どもに見せてよいか?それは怖いことではないか?黄色のクレヨンが赤色のクレヨンに憧れるとか、死にたくないと逃亡するとか、あるいは黄色でないものを黄色に塗ってしまうとか、そういうはみ出し方、目的からの逸脱があってこそ人間である。そっちの方に人間としての美しさを感じる。
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Posted on 2013/02/26 Tue. 00:10 [edit]

category:   4) 幸福とは

thread: 絵本 - janre: 本・雑誌

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