『もしもぼくがおとなだったら』感想  

(作:ヤニコヴスキー・エーヴァ、絵:レーベル・ラースロー、訳:マンディ・ハシモト・レナ、文溪堂、2005年)大人の指示通り、良い子を演じるのはつまらない。手をあらう、部屋を片付ける等。大人があまりにもうるさいので、仕方なく指示に従う。大人になったら今まで禁止されてきたことを全部やってみたい。大人は自由だ。大人になったらお菓子をいっぱい食べて、おもいきって遊びたい。そんな子どもの発想が描かれる。大人と子どもは、本来対立的である。大人の都合で、大人の文化に同化させるためにしつけを行うことも多い。かといって子どもが好き勝手に振る舞うと世の中は壊れる。子どもが取りあえず我慢してくれると助かる。心の中は自由でいて欲しい。
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Posted on 2015/12/24 Thu. 22:12 [edit]

category:   4) 大人と子ども

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『だめだめママだめ!』感想  

(作:天野慶、絵:はまのゆか、ほるぷ出版、2011年)ある日、母親が豹変した。食べ物を散らかし、牛乳をパックごと飲んだり、変な洋服を着て、踊ってしまったり、高い塀を登ったり、子どものゲームコーナーで遊んだり、迷子になったり…等。そんな母に注意を促す僕。現実では大人が子どもを注意するが、大抵の場合、子どもはその行動が良いか悪いかということを理解している。ただ子どもは自分で自分がコントロールできないだけである。それゆえ大人が間違った時に、子は厳しい視線を向けてくる。本書では母が子どものように遊ぶ。大人たちは現実の重みや苦しみを感じている。時には子どもに帰りたい。
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Posted on 2016/01/09 Sat. 21:33 [edit]

category:   4) 大人と子ども

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『あそこへ』感想  

(作・絵:マリー・ルイーズ・フィッツパトリック、訳:加島祥造、フレーベル館、2012年)カバンを持った少女が丘の向こうのその先を見つめる。このまま歩き続けた先にはどうなっているだろうか。大きくなっている?大人になり子どもを忘れる?そこは今と同じような場所?みなそこへ行きたいのか?さらにその先は?このまま変化すればどうなるだろうという恐怖心もある。竜はそれを象徴する。後ろから大いなる追い風が吹く。風に乗って飛んでみよう。変化や進歩そのものが心地良いことが分かる。夢というのは職業選択ではなく未来を見つめることだ。ただし今の彼女に必要なことは、むしろ立ち止まることかもしれない。それに気づいた少女。
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Posted on 2016/02/08 Mon. 21:35 [edit]

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