『勇気courage』感想  

(作・絵:バーナード・ウェーバー、訳:日野原重明、ユーリーグ、2003年)プール台からジャンプする、補助輪なしの自転車に乗る、ジェットコースターに乗る、それらは恐怖心を乗り越えようとする勇気である。私たちの日常生活ではそれ以外にも多くの勇気が必要。髪を切ったり、約束を守ったり、謝ったり、声をかけたり、最後までやり通したりする勇気である。それらは躊躇することなく自分自身をコントロールしたり道徳的な行動をしたりする気持ちだ。本書は非常に広い視野であらゆる勇気を取り上げる。さらに本書は、勇気を持つためには周囲の励ましが必要不可欠だということを示している。表紙と裏表紙にも描かれている。
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Posted on 2014/06/11 Wed. 20:59 [edit]

category:   5) 勇気を育む

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『ゆうきをだして』感想  

(原作:くすのきしげのり、文・絵:いもとようこ、佼成出版社、2011年)球根には勇気がない。芽を出すのが怖い。彼はそう言わずに、土の中でじっとしていたいのだと言う。太陽の光を浴び、春の雨が降り注ぎ、芽が出て膨らみ、真っ赤なチューリップが咲く。単純な絵本ほど、私たちの人生を揺さぶる。今までとは違う世界に入るのは怖い。それまでの子どもという存在から大人という存在へ変わる。孤独を感じたり、注目されたり、責任を持ったりすることもある。何が起こるか分からないから今のままとりあえずじっとしていようとする。球根はなんとかして勇気を出せた。一歩踏み出したその先には、多くの出会いと感動がある。
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Posted on 2015/12/26 Sat. 21:31 [edit]

category:   5) 勇気を育む

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『ラチとライオン』感想  

(文・絵:マレーク・ベロニカ、訳:徳永康元、福音館書店、1965年)少年ラチは弱虫。犬が怖い、暗闇が怖い、人と話すのが怖い。ある朝、小さな赤いライオンがいた。ラチよりも強い。訓練開始だ。ライオンと一緒にいるとラチは強くなる。犬も、暗闇も怖くない。訓練により腕力をつけ、ついに乱暴な相手にも強く主張することが出来た。勇気とは恐怖心を克服することである。半分はおそらくたんに気持ちの問題だ。犬も暗闇も、怖いと感じるから怖いのである。ライオンはその気持ちをぽんと押してくれた。残り半分は、訓練で腕力を鍛えるという点だ。ヘトヘトになるまで努力したという意識とその自負が自分を勇気づける。
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Posted on 2015/12/26 Sat. 21:33 [edit]

category:   5) 勇気を育む

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